5月16日 院内勉強会

2025/05/18

沖縄では、5月15日より急激に暑さが増しております。角膜移植について勉強会を行いました。県内では、当院とハートライフ病院でしか角膜移植手術を施行しておりません。約45年前に先代の比嘉弘文院長が中部病院勤務時代に県内で初めて角膜移植手術を行いました。その後も、比嘉眼科開業当初より継続的に手術を行っております。角膜移植は、ご献体より角膜摘出から始まります。アイバンクより連絡を受けて即日摘出に向います。たくさんの人々のおかげで支えられている医療です。感謝の気持ちで医療に携わっております。

角膜移植は、件数的には多くありませんが、忘れたときに突然手術になる場合があります。そのためには、常日頃の準備が必要で、知識や情報を常にブラッシュアップしていく必要があります。角膜移植の技術は、年々進歩を遂げており変化の連続です。患者さんに説明するときにも最新の医療をお話しできることが、信頼関係の強化に繋がります。その意味も込めて今回勉強会を予定しました。

100年以上前に世界で初めて角膜移植が施行されてから、今後IPS細胞の技術が角膜再生に期待できる時代になっております。患者さんのため、沖縄の角膜移植医療に少しでも貢献できればと、職員一同で確認できた時間を有意義に過ごす機会になりました。

 

 

 

 

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