ライブ配信
2021/10/03
10月3日 院長のブログ
緊急事態宣言も解除された本日は、久しぶりにビーチで子供たちが大はしゃぎする一日でした。
比嘉眼科が主催しております、現在開催中の日本視機能看護学会学術総会の
プログラムで唯一のライブ配信を本日行いました。
場所は、比嘉眼科4階にあるカフェOhanaで12時から
1時間のライブWEB配信をしました。
演者は、琉球大学眼科学助手の今永先生と、琉球大学麻酔科教授の垣花先生です。
私は、微力ながら座長を務めさせていただきました。
テーマは「眼科手術の安全性について現在から未来へ」です。
2名の演者に講演して頂きました。
今永先生には
「安全な抗VEGF薬硝子体内注射」のタイトルで講演して頂きました。
内容は、硝子体内注射の基本的な手技の説明から治療薬の専門的な治療効果の報告まで解説して頂き、最大の合併症である眼内炎の所見、治療まで講演して頂きました。
講演の最後には、
硝子体注射後の視力、眼底確認方法に関して質問があり、とても有意義な質疑応答でした。
私の所感として講演の中に、高齢者のインフォームドコンセントコンセントの難しさの内容がありました。今後診療の現場でより丁寧な説明をしていく所存です。
垣花学先生には
「術中と術直後の観察ポイント」のタイトルで講演して頂きました。
眼科分野における全身麻酔の合併症として
眼迷走神経反射
悪性高熱
の2つがとても大切でその所見の変化対応について
わかり易く丁寧に講演していただきました。
比嘉眼科では、小児斜視の全身麻酔科の眼科手術も行っております。
眼筋を触るときに迷走神経反射のため徐脈になることを今回再認識して、
術中に麻酔科の先生に「これから筋肉を引っ張ります。」と声掛けできたらと
思いました。
時間も超過することなく無事終了することができました
陰ながら支えて頂いた共催のノバルティスファーマ株式会社の職員の方、株式会社沖縄コングレの職員の方、ありがとうございました。
緊急事態宣言も解除され
比嘉眼科の4階カフェテリアOhana も10月4日より
再開致します。10時30分より2時まで是非ご利用ください。